お昼休み、久々に単独行動をしたので、いつもと違う方向へ歩いてみた。
靖国通り沿いには古いお店も多く、「どうやって成り立たせているんだろう?」と思ってしまうような閑散とした老舗もいくつかある。

そのうちのひとつに和菓子屋さんがある。
店内は伝統はあっても、電灯もついていないようで、ささやかなショーウインドウをのぞく事も、店内に目をやることも、普段はほぼない…のに、今日に限って、そのショウウインドウに目をやってしまったのだ。

すると、こんなものが。
その1

新聞に掲載された記事といっしょに飾られていた。
つーか、目立たないよ(^^;;)

前記事で『納得いかねー!!』的なことを散々書いたクセに、こんなものが目の前に現れたら、コレクターとしての血が騒ぐに決まってる!!

赤い包みから出してみると…

その3
普通の白い箱。
中からは特に「ほう」とか声は聞こえません。

その蓋を開けてみると。
その4
お饅頭がふたつ。


「いつまでですか?」と聞いたら、お店の若奥さんぽい人はよく知らないらしくて、奥の人に聞いたら、映画が終わるまで…らしいです。おまけに「なんで、こちらで作ってるんですか?」との問いには、「配給会社からお話があったとか、なんとかで…」と、何の縁もゆかりもないそうです(笑)

普通のお饅頭にしてはちょっと割高感の漂う八百円也。
興味のある方は、靖国神社前の「宝来屋本店」という和菓子屋さんに行ってみて下さいな。九段下から歩いて5分くらいです。

お味の方はまだいただいてないので、なんとも。
これからいただいてみます。
久しぶりに試写会でなくて、ちゃんとお金を払って(割引だけど)見てきた。

  原作とは別モン。

これさえよーーーーく頭に叩き込んでおけば、アクション娯楽作品としてまあまあかなぁ(^^;;)
公開から随分たっていることもあって、土曜の夕方にも関わらず閑散とした映画館は、ほどよいゆったり感があって、快適でございました(笑)

あのオトーサンの弁当箱のような厚さの新書だった原作を2時間かそこらの映像にしようなんて所詮無理なのである。京極堂シリーズ一作目の『姑獲鳥の夏』はこの『魍魎の匣』に比べたら半分くらいのなのに随分端折ったにも関わらず、………という具合だったんだから当然かぁ。

あちこちに賛否両論(否否?)でているみたいだけど、キャストもちょっと座りが悪くて。
関口君、きっちりしゃべりすぎ。木場修、中途半端。榎木津、カッコがおっさん。敦子ちゃん、モロ昭和初期のおねーちゃん風でファッショナブル感なさすぎ。鳥口クン、年いきすぎ~!! 久保駿公(宮藤官九郎)の立ち位置がすべてに置いてビミョー…(^^;;)

景色は昭和というよりも、モロ中国…(涙)。ラストシーンを飾るべき箱の研究所の外観は、京極さんが作った模型でよかったのでは…? 前作とも別物だと思ってはいるものの、『姑獲鳥の夏』でも大概悪態をついてしまったが、それぞれのシーンのディテールの細かさに関しては実相寺監督、恐れ入りました…亡くなってから反省してもおそいよなぁ~。

と、践んだり蹴ったりだったので、
数年ぶりに原作を出してきて読み返しております。


コミックはどうやら原作になかなか忠実…って噂も聞いたので、今度ゲットしてみます。


苦節3ヶ月。
とうとうこの手に…・゚・(ノД`)・゚・。。

で。師走も押し迫ったこんな時期に、朝から組み立ててみた。

てるみん

チューニングがうまくいかないので、午後から再チャレンジ。

2008年はテルミン奏者…は無理としても、
“なんちゃってノイズ系”を目指してみようかしら…と、
なんとかの手習い。
最近ちゃんと本読む事なかった…気がする。
先々週だったか、佐渡土産の日本酒の会が開催され(…といっても二人だけど)、その際にいただいた一冊。


/堀川 アサコ

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帰りの電車の中でなんとなく開いたら、独特の世界感が心地よくて、珍しく没頭。

  「死人に盗みを働く人など、きっと罰があたるんですよ」

1章目の最後に白拍子が言ったこのひとことで、何か心がほうっと暖かくなるような気がして、先を急いだ。

人が死ぬ場面は度々あるし、中には血なまぐさい惨劇も繰り広げられるが、それぞれの理屈でそれぞれのスタンスで、誠実に生きている…それ故に起こる憎しみや惨劇。それを紐解いていったら、登場する誰をとってもなんだか悪意の満ち満ちた人が見当たらなかった。そういうのがいい。

ここ数年は平安か、江戸~昭和初期くらいの時代ものが多かったんだけど、今回の『闇鏡』の舞台は室町幕府の時代。

江戸時代と違って、人々の気合いの入り具合が、肩に力が入ってない…というか、なーんとはなしにゆるゆるしてる感じがよい。幕府と朝廷が混在というのか、幕府配下の組織と別に?なのか並列?に陰陽寮とか検非違使がある…なんてのは、小学校の時に習ったかもしれないけど、今更ながらに「そうなんだ~」と…勉強になった次第(^^;;)。

これ、シリーズにはならないのかなぁ。
清輔や龍雪、蚕児はともかく、女装が趣味の義時さんと、お侠な“ひおむし”が魅力的です(笑)

今日は一年の帳尻合わせか、はたまた生き急いでいるが如く、書き連ねておりますが、DVDが発売だということでこれも思い出したように記しておこう。

試写会に行ったのが6月の頭だったような…。
その頃、仕事の契約終了間際で、面倒なことが多くてちょっとイライラしていたんだけど、それを払拭するにふさわしい痛快娯楽大作でございました(笑)。

とにかく現実的には、
ありえなーーーい!! ことがフツーにテンコモリ(^^;)

そこが中途半端じゃないので、手放しで笑えたポイントか?
老若男女、年齢層がものすごく広かったんだけど、おじいさんもギャル系も、フツーのOLさんも、フリーターのオニーちゃんも、皆が笑ってるって映画も近頃めずらしい気がした。

柴咲コウが意外にも印象薄く、やっぱり阿部サダヲがサイコー!! (≧∀≦)ノ
ワンシーンだけ登場した今は亡き、植木等さんがものすごく渋く見えたのは、私も年を重ねたせいか?!

疲れた師走を過ごした方にはオススメの一本。
サダヲの絶叫が、モヤモヤしてるすべてを吹き飛ばしてくれるはずです。


GET THE 舞妓Haaaan!!! RIDE!!!

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おひさしぶりで…。
ここ半年の間に、書きかけたんだけど、途中で消えてしまったことが幾度あったことか!!!(泣)…なのでこのサボりの原因はAmebaのせいです(^^;;)。

今回(11/10)は試写会に行ってきた。

マイティ・ハート

余談ですが、このバナー、えらく汚いですよねぇ? もうちょっとクリアにしたほうがいいんじゃないかしら…同業としてはとっても気になるなぁ(^^;;)

そんなことはさておき、アンチ・ポビュラリティな私はアンジェリーナ・ジョリーだのブラッド・ピットだのは全然興味なかったけど、とりあえずノンフィクションを題材にした映画ってことで。

似てますね、アンジー(^^)v
実際のご本人同士は友人で、マリアンヌの苦悩なども見てきたから…ってどこかのインタビューで読んだ気がする。
題材はヘヴィだけど、ダラダラメソメソしてないせいか、あっという間の108分。

ブラピ&アンジーはこっちの方向にも向かってるのか…とも感じた作品ではありましたが、中近東情勢、宗教観、国民性というのは、私たち日本人とはずいぶんと異なっている事実はかなり客観視しながら見ていたんだけど、一部、日本の刑事ドラマを思いおこさせる「吐けー!!」的な場面には苦笑。
あいかわらず、全然レビューともなんともなってませんね、すいません(^^;;)

女は…というより母は強し。

誰がダニエル・パールを殺したか? (下)
ベルナール=アンリ・レヴィ

¥1,785
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ちょっと煮詰まって、なんとなく開いてみた。


堕落論 (新潮文庫)/坂口 安吾
¥540

深いね。

いまさらですよ。
ブームに乗ってるつーか、乗り遅れてるっつーか(;_;)


GWで夕方、アニメのダイジェスト版やってて、ついうっかり毎日見てしまったら、モーレツに続きが気になってきた!!

古本屋で探そうかと思ったら、某黄色いナンタラ・オフは壊滅。全然でてません。
で、引っ越してしまったからちょっと遠くなってしまったんだけど、わりとマニアックなものまで品揃え豊富ないつもの古本屋まで自転車で行ってみたが、一冊定価390円が310円…ニーズがあるのねぇ。それなら新品でもあんまりかわんないか、そうでもないか?…と検討したというより、ちょっと弱気になって、とりあえず1巻だけゲットしてみた(^^;)

やっぱり、続けてぜーんぶ読みたい!!
ともかく、今出てる全17巻、オトナ買い決定!!!

つづく。


何度見ても、どれを見ても、何をやっても、タイプだー!!(≧∀≦)ノ


エルム街のフレディも随分元気が出る映画だったけど(?!)、レクター博士も拝見していると、ついうっかり、いつもとちがってお上品に微笑んでしまうのでございますよ。
なんといっても紳士だし、頭はいいし、ちょっとオジサマになってから太ってきちゃったけど、そのあたりはご愛嬌です。

ラストの展開は惚れ直してしまいました(≧∀≦)ノ

いよいよ、「ハンニバル・ライジング」公開ですが、こちらはどうでしょう?
レクター博士が好きなのか…アンソニー・ホプキンスが好きなのか?
今回はアンソニー様でない、ヤング・ハンニバルだからどうしようか検討中。

ハンニバル・ライジング 下巻
トマス・ハリス


ハンニバル・ライジング 上巻
トマス・ハリス