今回のは自分で買ったわけではなく、借りたんです。


ニ晩で読めました。
これから読もうと思う方、朝の通勤電車で開くのはやめといたほうがいいです。その日1日、疑り深くなったり、卑屈になりそうな短編集です(^^;;)

帯に《後味最悪!!》と書いてありましたが、確かにあまりよくはないか…。少年たちの会話の中の、“ぎゅうぎゅう”とか“パチン”とか子供っぽい擬音語が悪意の不在とでも申しましょうか、こういうところがオトナに余計な後味の悪さを残すんでしょうかね。

でも、“救いがないことが救い”で“希望がないことが希望”がモットーなアタクシとしては、もっと後味の悪い小説はいろいろ読んできたかも知れない!?
これ貸して下さった方に、こっちの方が後味悪いよぅ…と『蜂工場』とか『悪夢喰らい』とか『姑獲鳥の夏』とかオススメして差しあげたら、嫌われるかなぁ~......(´・ω・`)...ちょっと興味深いなぁ~(^^;;)。

後味の悪さ…といえば、やっぱりコレだなぁ。
夜中にやってるとつい見ちゃうんだけど、毎回見なきゃよかった…と思うのね。