ずーーーっと放置しておきながらの今回のテーマはどうかと思いますが(^^;;)
どこかに吐き出しておきたくて、くだらない長文・覚書ですがココに投下することにしました。


先日、表参道ヒルズで開催されていたレスリー・キーの写真展に行ってきた。
すばらしいモノクロームの世界。
着衣は一切なし。オール肌色(モノクロだけど)。

老若男女、いろんな体型の方の裸体がイベントホール全面に展示されていて圧巻!
ここではメタボもシワも関係ない!!
すべてが美しい!
こういうの見るなにげに創作中枢を刺激されて何かいいアイディアが湧いてきそうな気ィ満々。


ところで。
ココ一年くらい、一生縁がないだろうと思っていたはずの、所謂「同人誌」を作っている腐女子の方々とお知り合いになった。
「オトモダチ」ではなく「お知り合い」ってとこが今回のポイント。

たまたまそのレスリー・キーの写真展に行った直後にその腐女子の方々にお会いする機会があった。
なんせ彼女たちは年がら年中男同士の絡みマンガを描いて、自ら印刷屋に入稿しそれを人様に売ってナンボ…な人たち。
故にそういうのは平気だろうと思って写真展がよかった!機会があったら見てみると面白いよという話をしてみた。


一人は興味津々で予定を変更して「明日にでも行ってきますっ!」とノリノリ。
二人は興味あるんだかないんだかのなんとはなしの相槌と笑顔。


良いと思ったものは差し支えない範囲でおススメするのが私のクセなので、ココまではいつものノリ。

ちなみに私と一緒に写真展に行った友人は既婚者である。
だから二人ともただアートとしてフツーに受け止めて、フツーにあれだけ数があると圧巻だね~などといいながら帰ってきたが、翌日一人で頑張って行ってきた腐女子チャンはモノスゴイ衝撃を受けて帰ってきたそうだ。

 え?
 毛は出てるのはあったけど、他はナニも出てなかったよ?
 
と、クエスチョンマークをたくさん飛ばした反応をしたら、
写真展に一緒に行った友人から「実は…」という話を聞かされた。

彼女たちは前述の通り、年に何回のイベントのたびに男同士があんなことやこんなことをしているマンガを描いている。だからフツーにあんなトコやこんなトコも書いてたりするワケだが、ソレを実際に見る機会といえば…オトーサンのお風呂上りくらいしかない。

ではどうやってその部分を描いているのか?…というと、他の同人誌に描かれているものを真似て書いているのであって、実際の写真集やら実物を見て描いてるわけじゃない。ましてや実体験どころかAVすら見たことがないときた。

以前、「海外のタトゥー雑誌やらホモの方向けの雑誌があると資料になるんじゃないの?」と提言したらわりとあっさりスルーされてしまったのだが、そういうものを自力で購入するなんてことは、彼女たちにとって至難の業なのだそうだ。

 それであの不自然な感じの態勢なんだ。 

と、変な納得をしてしまった次第。

ちなみに曖昧な相槌と微笑みを浮かべていたうちの一人は男性不審なので置いといて。
もう一人の彼女こそ本音を言えば、この写真展を心から見に行きたかったのにスケジュールが開けられなくてかなり悔しい思いをしたらしい。かといって彼女はそういうものを一人で見に行く勇気もないそうだ。

私からしたらタトゥー雑誌やゲイ雑誌を買うよりも「BL」と呼ばれるジャンルの本を“発行”する方がよっぽど抵抗ある!!!…というか、ゲイの人は昔から周りに何人かいたので抵抗ないんだけど、「BL」っていうのは、いま一つ納得できないんす、アタクシ。もちろん全部が全部…というワケではなく、中には「BL」という括りの中にあるけれどイイ話だったな~みたいなのもタマにあるけど。

そんなことを思い出していたら、ふとある画家のことを思い出した。
それが、

 ヘンリー・ダーガー


何年か前に回顧展やらドキュメント映画やら見に行った。
彼の描く少女たちには男性器がついていて、それは何故かといえば実際の女性との交わりがなかったから、そんな風になっているのだろうとどこかで読んだ。

同じ括りにするにはヘンリー・ダーガーに(笑)ずいぶんと申し訳ないが、チラシの裏に少女たちを描き続けて生涯一人で死んでいった…というところに関しては、今回の腐女子たちの未来を見た気がした。

否定はしないけど、肯定もできないな…。
おわり。

決して捨てブログなワケではないの。
波乱万丈の一年だったかも…。

今年は創作意欲とチャンスに恵まれていて、
なにかしらゴソゴソと作っています。

最近、活字読んでないなぁ~。
マンガすら。

5月になったらまたお会いしましょう。
なんてね。
ご無沙汰でございます。
…って誰が見てるんだろう?(^^;;)

サッカー好きなのにアンチ『キャプ翼』。
そんなアタクシが、本日とうとう意を結してゲットしてきたのが…



これにはワケがあるんです。

さかのぼること、今年の春。
友人から同人誌のセリフ部分の文字入れを頼まれ、ヒマだったのであっさり受けたんだけど、それが「テニプリ」こと「テニスの王子様」本だったわけです。

が。
アタクシ、これの内容全然知らなくて。
セリフの内容もギャグが何のことで笑えるのか…とか右も左もわからぬまま入稿も終わり…不安を抱えつつも、あっさり完成して無事GWのコミックシティにも出品できたわけ。
で、「自分の作ったものが売れる様を見に来い」とのことで、ビッグサイトまで行ってきたわけですが。
いやー、まさに未知との遭遇。あなたの知らない世界。

とりあえず一仕事おわったので、改めてその原作というのにも目を通しておこうかと思い、某ブックオフで15冊1000円でゲットしてみた。これくらいなら後悔ないだろうて。
とは云え、コレ40巻以上でてるんですってよ??奥さん!

ちょっとバタバタしているので、週末までお預けですが。
…ハマってしまったらどうしよう~?(^^;;)

先に書きとめておきたいことが山の様にあるんだけれど、ここのところものすごく忙しくて…いや、生き急いでいて、ゆっくり落ち着いて文章に起こす時間がない。

学生の頃、物理とか生物はどうにも苦手だった。
唯一キャラクターとしてのアインシュタインには惹かれる…のみ。
だから、ノーベル賞なんて興味なし!…なんてのたまっていたら、今日の“情熱大陸”は2008年のノーベル賞受賞者・益川敏英先生。
面白いおじいちゃんだ!…ああ、キャラクターとしてのアインシュタインが好きだと前述したのと同じ理由で興味深いパーソナリティ。奥様もいい味出してる!だから奥様なんだな~(^^;;)

子どもたちの「研究をしていて難しかったことは?」と聞かれて、「そういうのは僕はないなぁ。だって好きなことだから集中して打ち込める」…というようなことを言ってたのを聞いて、目から鱗が落ちた。

ここ半年くらい、派遣会社のヤツが逆ギレ気味に「必ずしも100%ご希望通りのお仕事があるとは限らないんです」「仕事をしていれば嫌なことがあるのは当たり前です」「希望職種が出てないので、取り合えず…」とか、んなことしか言わないので、そんなに自分はわがままばかり言ってるのか?と、半ば自己嫌悪に陥りだしていたところだった。

…が、今日の益川センセイの話を聞いてて、違うような気がしてきた。
こちらは腕を売りにしているんだから、それに見合った内容や条件を提示するのは当然では?そして、ヤツらの詭弁に乗せられてうかうかしてると、本当にやりたいことや出来ることを見失ってしまうような気がする。

もちろん100%希望通りの仕事があればそれに越したことはないが、別に100%しか受け付けないわけではないんだから、そこに希望通りのものがなければ、出来るだけ希望に近いものが見つかるまで数打つしかない。その乱打(?)する努力ができるかできないか、は、自分次第。

意味不明ですよね?(笑)
いや、いいんです。益川センセイのおかげでなんだか勇気というかやる気が湧いてきた気がする。
センセイの本、読んでも私には理解できないかもしれないので…とりあえず本屋で立ち読みして様子を見てみます。

現代の物質観とアインシュタインの夢 (岩波科学ライブラリー (32))/益川 敏英

¥1,260
Amazon.co.jp

※アフェリエイト画像って、やっぱ不便だわね。
一定期間過ぎると画像消えてるし…どっかからとってくるしかないのか…。

原作読んでないんです、実は。
ともだち(笑)が貸してくれるって昔から言ってたのに、全部借りて帰ってくると重いから!宅急便で送ろうか?とか言ってくれてます…(^^;;)

で、テレビスポットがあまりにすごいので、つい。水曜日に…1000円。
ところが、意外というかなんというか、両手放しで楽しめた!綿密に仕込んである小ネタはDVDで何度かみないとわからないとこもあるかなぁ~。私は小松政男サンがどこに出てたか見つけられず…終わってからともだちに聞きました(^^;;)

途中、いろんな場面で何度も「あっ!」と小泉響子ちゃん驚きをしてしまったくらいです。ちょーっとウルッとくる場面もあります。
でも常盤貴子がアレで50代…つーのはムリあるさ。それでなくても他のキャストと10歳くらい違うでしょ?さらに小日向さんと常盤ちゃんが同級生っていうのはどうかと思うよ~(^^;;)
個人的にはトヨエツに惚れなおしました!
素敵。あの人はいい歳の重ね方してますねぇ。

で、思わずパンフレットを買っちゃいました。珍しい。

映画見たら、買うべきですよ!
ハロハロ音頭の歌詞付きです!(笑)
コレ、想定外に頭に残ってしまう名曲ですよ~。

劇中の“ともだちの塔”は作りものなんですね??
大阪の“太陽の塔”を“ともだちの塔”にカブリ物させた件で、某所の岡本太郎フリークから「ありえなーいっ!!」とバッシングされたりしてましたが、私個人的には、太郎さんが生きてたら絶対面白がってるような気がするなぁ。だって太郎さんの作品の多くが野外にあって人とともに生きてるんだし。製作から40年とか経って、エキスポランドも閉園で閑散としている万博公園に今も変わらずそびえたつ太陽の塔を再び世間の大注目させたこの『20世紀少年』。太郎好きとしてはコスプレした太陽の塔をぜひ拝みに行きたかった!

最終章までに原作も読んでおきましょう、ぜひ。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (20) (ビッグコミックス)/浦沢 直樹

¥530
Amazon.co.jp

ずいぶん久しぶりにBOOK OFFに行ってみたら掘り出し物。


フジ子さんの書いた絵にちょっとした文が添えてあって、ほっとする絵本。
女はいくつになっても恋せよ、乙女!…ってメッセージ。

つくづく、むくわれない恋はやめよう。
そう思って猫を飼いはじめ……
そして、つらい恋は終わり。


ですってー。

アタクシ、とうとう先月から2代目の猫を飼いはじめましたー(≧∀≦)ノ

年末の大掃除をしていたら、深夜になり…うっかり見てしまった。

深田恭子がダメ、ヤンキー系がダメ、ロリ系がダメ…ダメ尽くしで全然興味がなかったんだけど、想定外に面白く見れてしまって、途中たばこが切れたので深夜コンビニに行こうと思っていたのに、結局終わるまで出れなかった(笑)
キャスティングがまたイイ具合で、いいすね、樹木希林さんは。実は土屋アンナって割と嫌いじゃなかったりするし(^^;;)

しかし。
…とはいえ、下妻って土地を知らないワタシは「下妻ってそんなところなんだ~」って思ってしまったんだけど、昔、尼崎に住んだことのあるワタクシとしてはあのイメージは100%間違っちゃいないけど、あそこまでじゃないです~。…ってことと同じことですかね~?
何日か前に、季節がらなのかちらっとテレビで話題に出てたのが、これ。
『戦場のメリークリスマス』

あの音楽は未だにリメイクだのなんだのされて誰もがご存知なはず。

しかし。
映画自体をご覧になった方、もしくは覚えてらっしゃる方というのはどれくらいいるものだろう?
かく云うワタクシも、当時見た。確かに見た。
でも筋なんてかなりおぼろげな輪郭くらいしか覚えてない。

そこで、渋谷に行ったついでに探してみた。
最近、昔の映画が廉価版で再発していたりするじゃないですか?
そんなシリーズの中にあるんじゃないかと思ったんだけど、どうも廉価版にはなってない様子。

検索システムのある店舗で調べてみたら、

  廃盤

って表示されてたんだけど…。ショック。

世界のキタノだの、世界のサカモトはどうでもいいの。
デビッド・ボウイが見たいんですけど…(^^;;)

実は10代の頃はデビッド・ボウイって好きじゃなかったんだけど、なぜか20代後半になって気になる存在になってきた次第。だからグラム全盛の頃の曲とかほとんど知らない…いや、知ってるけどそれがなんていう曲名か知らないだけか…(笑)

ううーーん。

コレならあったから、こっちで我慢するか?


今回のは自分で買ったわけではなく、借りたんです。


ニ晩で読めました。
これから読もうと思う方、朝の通勤電車で開くのはやめといたほうがいいです。その日1日、疑り深くなったり、卑屈になりそうな短編集です(^^;;)

帯に《後味最悪!!》と書いてありましたが、確かにあまりよくはないか…。少年たちの会話の中の、“ぎゅうぎゅう”とか“パチン”とか子供っぽい擬音語が悪意の不在とでも申しましょうか、こういうところがオトナに余計な後味の悪さを残すんでしょうかね。

でも、“救いがないことが救い”で“希望がないことが希望”がモットーなアタクシとしては、もっと後味の悪い小説はいろいろ読んできたかも知れない!?
これ貸して下さった方に、こっちの方が後味悪いよぅ…と『蜂工場』とか『悪夢喰らい』とか『姑獲鳥の夏』とかオススメして差しあげたら、嫌われるかなぁ~......(´・ω・`)...ちょっと興味深いなぁ~(^^;;)。

後味の悪さ…といえば、やっぱりコレだなぁ。
夜中にやってるとつい見ちゃうんだけど、毎回見なきゃよかった…と思うのね。